超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2022.10.15

■「吉野林業と優良材」に学ぶ (55) 
江戸時代における育林技術

江戸時代における吉野地方の育林技術についての文献は少なく、正確な情報を知ることは容易ではないが、江戸時代末期の吉野地方での見聞をもとにした大蔵永常の著書「広益国産考」二の巻「杉木仕立方」を中心に、その他の資料も参考にしながら少し触れてみたい。

「広益国産考」二の巻「杉木仕立方」の内容は、
(1) 杉木仕立方
(2) 杉を植うべき土地の事
(3) 杉の種子をとりて貯へ置きまく事
(4) 三年目の苗を翌四年目の春植うる事
(5) 伐期の事並に皮の事
という5項目により構成されており、これらについて一般の施業体系に沿って考察していきたい。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

 

参照:「吉野林業と優良材 (岩水豊 著)」

 

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■「川上村史 通史編」に学ぶ (11) 吉野林業の拡大 

上記でも少し触れたことがあり、大蔵永常著「広益国産考」についても興味はあるのですが、パラパラと本をめくっても、ああこれは読めないな・・・、と文語体の難しい本です。

これからしばらくはその難しい内容が要約され、吉野杉の起源や江戸時代の吉野林業についての内容で進行していきます。いつかは「広益国産考」と正面から立ち向かうことを誓い、学びを進めてまいります。


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