超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2023.10.21

■「吉野林業と優良材」に学ぶ (86) 
植栽本数①

―明治時代における育林技術-
 
吉野地方における施業は、樽丸用材として酒漏れが少なく色合いと木香に優れた木材を生産するため、1ヘクタール当たり8,000~12,000本にも及ぶ密植を行った。

明治時代においても酒造用材の生産は盛んであったため、同様に1ヘクタール当たり10,000本の植栽本数が一般的とされていた。

もっとも地味や交通の便否、あるいは地方の習慣により、1ヘクタール当たり10,000本を超えるものから1,000本前後のものまであったが、1ヘクタール当たり5,000~12,000本程度が撫育を行う上で最適とされていた。
川上村の吉野林業と土倉庄三郎

 

参照:「吉野林業と優良材 (岩水豊 著)」

 

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主に樽丸生産用として、「酒漏れが少なく色合いと木香に優れた木材」の生産を目指したことが、木目が美しく、色合いや香りに優れた内装建材として持てはやされることになります。

本格的な和室を作ることも減り、そういった木材の需要もなくなってしまったかのようですが、最近でもごく若い世代の人々から「やっぱり吉野杉はとても綺麗です。」といった感想を多く聞かれます。

そういった声を大切に受け止め、時代のニーズに合った吉野杉の使われ方を提案し続けなくてはなりません。


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