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吉野杉・吉野桧

吉野杉・吉野桧

独自の施業により育まれる川上産吉野材。

川上産吉野材(吉野杉・吉野桧)の特色は、通直・完満・本末同大で、さらに節が非常に少なく、目合い(緻密な年輪)・色合いに優れている点です。こうした特色を生み出しているのが、「密植・多間伐・長伐期」という吉野特有の施業で、この技術が確立された背景には、酒造業をはじめとした樽の需要と山守制度という独自の林業システムがあります。山守制度とは、村人が山主からの委託というかたちで、撫育と伐採、搬出など一切の施業を任されるしくみです。川上村だから培われた技術と豊かな自然が、銘木と名高い吉野材の品質を育んできました。

川上産吉野杉・
吉野桧の特徴

無節
(きれいな木目)

「密植・多間伐・長伐期」の施業により育てられた吉野の材は、節の少ない美しい木目を表します。

年輪幅均一
(細かく均しい幅)

「密植」によって競争のある厳しい環境下で育てられた木々は、じっくりと成長し細やかな年輪を刻み、整った柾目の断面がその特長を顕著に表します。

真円
(まんまるの年輪)

真ん丸の真円に近い丸太には、丸太の根本から上部まで中心に芯が通っていて、良材としての欠かせない条件を満たしています。

強度
(強い木材)

年輪幅が均一で真円に近い吉野杉・吉野桧は見た目に美しいだけではありません。製品材の曲げ強度試験でも強いヤング率を示します。

本末同大
(太さが同じ)

幹の根本から上部までほぼ同じ太さの丸太は、製品にした時に色のバラつきが少ないという特長を持ちます。

色沢
(美しい色つや)

吉野川の源流でもある川上村の豊かな水と土壌で育まれた吉野杉・吉野桧は、淡紅色の美しい上質な色目を表します。

通直
(まっすぐ)

密植され、幾度の人の手と、長い時間をかけて育てられた木々は、光を求めてまっすぐと育ちました。

香り
(いやされる香り)

かつては樽丸材としても活躍したという歴史が示す通り、川上村で育った木々はその香りも特長の一つです。

吉野杉の育て方

密植
(苗を縦横1m間隔で植える)

吉野林業では、苗を縦横1メートル間隔で植えます。つまり、1ha辺り10,000本の苗を植えることになり、成長とともに枝葉と枝葉が触れあうようになり(木と木の間が狭くなり)、下の方の枝葉には陽が当たらなくなります。この状態で数年経つと、木の上部にだけ枝葉が付いた林になります。こうすることによって、無節の良い木ができるのですが、そのままにしておくと弱々しい線香のような木になってしまいます。木の成長とともに繰り返す除伐と間伐施業が、大切な作業となります。

密植

多間伐
(除伐と間伐を何度も繰り返す)

植林後30〜40年生までは3、4年に1回、まず劣勢木や暴れ木を除伐し、樹冠樹幹ともに均整の取れた優良木が等間隔になるように間伐し、用材の条件を整える仕様に仕立てます。40〜100年までは利用間伐ということになり、その間、8〜10年ごとに間伐をし、中径木に育てていきます。その後は木の成長と地力の状況を見ながら、10〜20年間隔で間伐を行い、大径木へと育てていきます。
こうして、除伐と間伐を何度も繰り返して、通直・完満・無節の優良大径材に仕立てていきますが、樽丸の需要がなくなっても、そのまま優れた建築用材として通用します。

多間伐

長伐期
(最終伐期を遅くすることで優良大径材に育てる)

わが国では一般的に、人工林での伐採年齢は40〜50年ですが、その約2倍の80〜100年に引き延ばし、その後は木の成長と地力を見ながら間伐し、育てていく手法を、長伐期施業と言います。
長伐期施業が生み出す大径木は、高価格で取り引きされるという収入上のメリットと、森林の下層植生や土壌構造が安定し、水土保全機能や生物多様性にも貢献するという利点があります。また、伐期のサイクルが長くなることで、植林後の下草刈り等の更新保育作業の軽減にもつながっています。

長伐期

健やかで
快適な暮らしに、
川上産吉野材。

木は住空間のなかにいても呼吸しています。湿度が高い時期には水分を吸収し、乾燥した時期には湿気を出し、湿度を調整してくれます。自然の風を活かし、木の本来の機能を活かせば、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な空間が広がります。 天然木(無垢材)は、「断熱性能・気密性能・遮音性能・耐火性能・換気性能」に優れており、それぞれ高い初期機能を維持することができるのです。また、結露に対して強い抑制力を発揮するため、結露が原因で発生するダニやカビによるアレルギー疾患をコンクリートや金属の材料より抑えられるよさもあります。また人工の接着剤など使わないため、シックハウス対策にも最適です。
その木のなかでも、とくに上質で五感にやさしい川上産吉野材は、健やかで快適な暮らしをもたらします。

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