超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2023.8.26

■「吉野林業と優良材」に学ぶ (78) 
明治時代の吉野林業⑤

―明治時代における育林技術-

 

上方酒造業の進展にともない、明治30年頃には西宮の樽丸問屋が酒造用材の直営生産に進出し、吉野川流域で樽丸約10万丸を生産した。
 
以降、明治時代後期から大正時代にかけて20万~40万石(約55,000~110,000㎥)におよぶ大量の杉材が樽丸や酒榑に加工され、吉野林業は文字通り樽丸生産中心に発展した。
川上村の吉野林業と土倉庄三郎

 

参照:「吉野林業と優良材 (岩水豊 著)」

 

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樽丸生産にあたり、100年を超える高樹齢の吉野杉は赤身が多く、木目も詰まっていたので最適材として需要が高まりました。
 
吉野林業の仕立てが樽丸生産に向いていたところもあり、今後、吉野林業を守って行くということは、樽丸に変わる新たな爆発的な需要も必要ということにもなります。川上~川中~川下までが真に一体となり進んで行かなければならないのです。

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