超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2020.3.2

■「史跡案内サイン」に学ぶ (1) 
広葉杉と記念碑

この場所は、土倉庄三郎が建てた小学校の跡地である。

対岸には五社峠に繋がる小道が見えている。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

 

広葉杉の木は、土倉翁の次男 龍次郎が台湾から持ち帰ったと伝えられている。樹高24.5m、胸高周囲226㎝で樹齢推定約100年。中国では杉木、台湾では福州杉とも呼ばれる。

 

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

龍次郎は台湾で植林を行ったことが知られている。土倉翁の還暦の際に高砂族の首長らを連れて川上村に帰郷しており、その際にこの木を植えたのではないかと言われている。

土倉家の興隆と大陸との繋がりを感じさせられる。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

解説:奈良県川上村史跡案内サイン①「広葉杉と記念碑」

デザイン:株式会社乃村工藝社
設置工事:株式会社ノムラプロダクツ
木部製作:吉野かわかみ社中

 

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川上村の史跡案内サインが川上村大滝周辺の全6ヶ所に設置されています。弊社はそれぞれの木製部分を吉野杉にて製作し納品させて頂きました。

土倉庄三郎に想いを馳せて、川上村の史跡巡りをされてみてはいかがでしょうか。


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