超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2021.5.8

■「吉野林業全書」に学ぶ (115) 
吉野材木産業組合和歌山検査所

和歌山検査所は和歌山市湊本町三丁目にあり、検査員三名を置いた。検査員は検査業務の他に木場及び貯木場の木材を保護し、洪水の際は各問屋とともに、仲仕 (荷役を行う港湾労働者) を指揮して木材の流失を防いだ。

力及ばず木材が流失した場合は、ただちに現場に急行し漂着木の見認を行い、大総代及び荷主へ急報しなければならない。

またその他、問屋、仲買の間に問題が起こっていないか視察を行い、諸規約、職務規定に則り取り締まりを行った。

組合は五十床積の吉野丸、四十床積の吉栄丸、その他数十艘の約束船を所有し、本部(吉野町飯貝)の所有船としても、いずれも五十五床積の川上丸、小川丸、黒滝丸があった。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎


参照:「吉野林業全書」

 

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「吉野林業全書」もほぼ終盤。絵ずらも明治時代のモダンな建築物が並び、内容も近代日本史のようになってきました。

山や林業の話は遠ざかってしまっていますが、ラストスパートで読み進めています。


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