超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

  • HOME
  • >
  • 超現代語訳 川上村の吉野林業を学ぶ

2021.4.3

■「吉野林業全書」に学ぶ (104) 
川上材木産業組合 滑検査所②

和歌山港までの途中で木材を販売する場合は、その木材について全て手帳に記載し、現品調査を行った上で和歌山港での取引時価に準じて上中下の価格を定め、荷主または中次問屋代理人から川上材木産業組合費を直納させた。

また諸駄物についても、これを上下に区分して駄引金を納めさせた。

すべての徴収金は月締めで目録を作成し、現金と共に総代へ納付する。

検査員は常に木材の保護を最優先として、乗夫への注意も怠ってはならない。洪水などの非常事態においては付近の川辺を巡視し、木材の漂着したものがあればこれの確認を行い、ただちに本数や刻印の名義の報告を総代に行うこととしている。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎


参照:「吉野林業全書」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この刻印はなかなか優秀で、かなりの嵐で流された木材が、高知県の浜辺で見つかって連絡してもらえたこともあるそうですよ。


最新の記事

アーカイブ

  •  

    • 2023 (31)
    • 2022 (56)
    • 2021 (98)
    • 2020 (73)
  • ≪■「吉野林業全書」に学ぶ (1...

    ≫■「吉野林業全書」に学ぶ (1...

    最新の記事

    アーカイブ

  •  

    • 2023 (31)
    • 2022 (56)
    • 2021 (98)
    • 2020 (73)
  • ページトップへ