超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2020.12.30

■「吉野林業全書」に学ぶ (75) 
材木釣り持ち出しの方法①

杉・桧やその他の材木の大径木で、重量級のものはすべて肩で持ち出すことはできないから、釣り持ち(天秤持ち)の方法を取る。これは一本の材木を4人~6人ないし8人~10人、最も大きなものは16人や20人で持つのである。
川上村の吉野林業と土倉庄三郎
この方法において、一人当たりの重さが二十貫(約75㎏)程度として、六十丁(片道約6.5㎞)を往復するのが一日の作業量である。

この作業には、大天秤、中天秤、小天秤、横棒、杖、釣綱など、様々な器具が必要になる。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎


参照:「吉野林業全書」

 

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もちろん当時の人々にとっては、とても過酷な作業であったことは間違いないでしょうが、活気に溢れ楽しそうにも見えてしまいます。


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