超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2020.07.15

■「吉野林業全書」に学ぶ⑩ 杉・桧種子採取の季節

杉・桧の種子をとる季節は、10月初旬または、「秋の土用(10月20日頃)」前後がよい。

しかし、土地の気候の寒暖によって、早晩の差があるから、母樹のちょうど良い時期を見定めて採取することが大切である。
川上村の吉野林業と土倉庄三郎

(スギの球果)


10月初旬になると、種房は黄ばんで赤い筋ができて、口を開けそうになる。そこからしばらくすると、実が充分に熟した状態となる。
川上村の吉野林業と土倉庄三郎

(ヒノキの球果)


熟しすぎて口を開けると、地面に落ちて実が散らかるので、その状況判断が非常に重要である。

「吉野林業全書」では時期は「二十四節気」で表現されます。

【寒露】:10月初旬(10月8日頃)

参照:「吉野林業全書」

 

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時を経て「道具」や「木材用途」「搬出方法」などは大きく変化していますが、「吉野林業全書」は「吉野林業」の教科書に変わりありません。

しかも、この書が書かれたのが明治31年(1898年)で、およそ120年前です。現在、原木市場では樹齢100年生前後が中心に取引されていますから、今まさに使っている「吉野杉」「吉野桧」がどのように育てられたのかを知ることにもなります。


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